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韓経:「感染者少なくワクチン考えなかった」告白…集団免疫誤判断した韓国政府

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.21 09:32
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7月の韓国国内の新型コロナウイルス流行状況が深刻でなく初期ワクチン確保をおろそかにしたという韓国政府の立場が出された。当時国内感染者が少なくワクチンを確保することは急務でなかったという趣旨だ。だが人為的に免疫を形成するワクチンは感染者が少ないほど必要になる手段だ。韓国政府がワクチン確保初期段階から感染症集団免疫に対し誤認したとの指摘が出ている。

丁世均(チョン・セギュン)首相は20日にある放送インタビューを通じ、「7月にワクチンタスクフォースチームが稼動した時は韓国国内の感染者が100人程度でワクチン依存度を高める考えがなかった側面がある」と話した。丁首相は「米国、英国、カナダなど患者が多い国は多国籍製薬会社のワクチン開発費をあらかじめ出していた。開発費を出した国と購入するだけの国は差別を置くため韓国は(ワクチン導入が)遅れた側面がある」ともした。

 
韓国政府はこれまで6月末にワクチンタスクフォースを稼動してワクチン確保に向け努力してきたと主張してきた。他の国より韓国のワクチン接種が遅れることに対しては「他の国の副作用事例を確認した後で接種するため」と説明した。だが丁首相の説明通りならばタスクフォース稼動初期に開発費支援などの形態でワクチン確保計画を立てたが、韓国の防疫状況だけ信じ軽視したということだ。

医療界では新型コロナウイルス流行初期からワクチン確保戦に飛び込まなければならないと要求していた。感染者が多い米国や欧州などと違い、韓国は感染後に生まれる自然免疫を持った人がごく少数という理由だった。免疫を得る方法はワクチンしかないというのが医療界の指摘だった。

人材を投じてすべての感染者と接触者を追跡・管理するK防疫は、感染者が増えると力を発揮できない。流行が長期化するほど人材減少が激しくなり事態は悪化するほかはない。流行拡散を防ぐワクチンが必要なまた別の理由だ。英国、米国などではワクチン接種を始めたが韓国では早くて来年2~3月ごろに医療陣と高リスク群に接種が可能な状況だ。

丁首相はこの日、「ファイザーとモデルナのワクチンは来年1-3月期中の接種が難しい。社会的距離確保3段階措置を首都圏などに局地的に適用するかもしれない」とした。医師国家試験再受験の機会を与えることに対しても「現実的状況を考慮し措置を取るだろう」とした。追加試験はないという政府の立場から一歩後退した。

◇「封じ込める防疫」だけ信じて…政府の誤判断でワクチン確保に遅れ

「予防ワクチン接種は集団免疫を形成するための唯一の方法だ」。

国際学術誌に掲載された米ジョージタウン大学グローバル保健科学安保センターのアンジェラ・ラスムセン教授の論評だ。新型コロナウイルスを遮断するためには自然に感染するのを待つよりワクチンを接種する方が良いという趣旨だ。

感染症は免疫力を持った人が増えればそれ以上広がらない。新型コロナウイルスも同じだ。免疫は感染した後に回復したりワクチンを接種することで得られる。他の方法はない。社会的距離確保、マスク着用などは感染を防ぐ補助的手段にすぎない。「K防疫」を信じてワクチン確保戦で遅れを取った韓国政府の判断が手痛い理由だ。

◇集団免疫誤認した政府

丁首相は20日、ある放送会社とのインタビューで「防疫徹底、治療剤を通じた患者最小化、ワクチン使用を通じ、韓国が新型コロナウイルス状況から最も速く抜け出す国になりたい」と話した。

冬に入って大流行が始まり、韓国政府が自信を持った防疫システムは崩れている。無症状・軽症感染者が広がり、首都圏はいつどこで感染するかもわからない状態になった。首都圏全域に臨時選別検査所を設置したのは「これ以上疫学調査で患者を探すことは不可能だ」という政府の告白も同じだ。病床が不足し首都圏では適時に治療を受けられず死亡する患者が続出している。

治療剤も被害規模を減らす手段はならなかった。5月にギリアドがレムデシビルを開発し新型コロナウイルス患者治療に使われているが、急増する感染者を防げなかった。イーライリリーとリジェネロンがそれぞれ開発した抗体治療剤も米食品医薬品局(FDA)の承認を受けて使われている。大規模な人命被害を減らすには力不足だ。専門家らがワクチン確保の重要性を強調する理由だ。

ファイザーとモデルナのワクチン臨床結果はこうした効果を見せた。ファイザーのワクチンを初めて接種してから112日間の累積感染率を分析した結果、ワクチン接種群の感染率グラフは平たく維持された。感染者が一定水準以下で管理されたという意味だ。これに対しプラセボ(偽薬)を接種したグループは感染率が上昇し続けた。

高麗(コリョ)大学九老(クロ)病院感染内科のキム・ウジュ教授は「韓国の新型コロナウイルスワクチン接種の目標は安全で効果的なワクチンをできるだけ早く5000万人分確保し接種すること。ワクチン接種を通じた集団免疫獲得が重要だ」とした。

◇患者少ないがワクチン確保したニュージーランド

新型コロナウイルスは感染した後に回復した自然免疫人口とワクチン接種後に免疫を得た人口が集まって集団免疫を形成する。この割合が70%程度になると流行が止まる。

韓国はこれまで社会的距離確保、手洗いなどを通じて感染者を最小化する戦略を展開した。患者が大規模に発生して医療資源不足など医療崩壊が起きるのを防ぐための措置だ。ワクチンが開発されるまで時間を稼ぐ意図でもある。こうした防疫措置は逆説的に集団免疫時期を繰り上げるのは役立たない。

ニュージーランドは5月に新型コロナウイルスワクチン戦略を稼動した。初期執行予算3700万ニュージーランドドル(約27億2375万円)のうち一部を投じて独自にワクチン生産量を増やした。ファイザーと150万本、ヤンセンと500万本、ノババックスと1072万本、アストラゼネカと760万本の契約にサインをした。K防疫を信じて初期ワクチン確保に放心していた韓国とは対照的だ。

◇「接種遅れたのは私のせい」謝罪した米国

ワクチン接種が遅れたという指摘に韓国政府は「他国の接種状況を見るため」とした。パンデミック状況でこうした戦略は正しくないという指摘が出ると、「ワクチン開発が不確実で、信頼性のあるワクチンがどれかもわからなかった」と釈明した。

米国政府は明確に異なった。新型コロナウイルス流行初期にワクチン供給に向けた「ワープ・スピード作戦」を稼動した。100億ドルを投じて来年1月までに3億個のワクチンを供給するのが目標だ。ワクチン接種を始めても一部地域で日程が遅れるとすぐに最高執行責任者のペルナ陸軍大将は頭を下げた。

彼は19日、「すべて私の誤り。ワクチン確保計画にミスがあり、コミュニケーション過程で問題が生じたことに責任を負う」とした。

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