韓国外交部長官「表現の自由、絶対的な権利ではない」に「民主主義を揺さぶる危険な発言」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.18 08:57
韓国与党が国会成立を押しつけた「対北朝鮮ビラ散布禁止法(南北関係発展法改正案)」この表現の自由を抑圧するという指摘に康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が「表現の自由は絶対的なものではない」と反論した。
康長官は16日(現地時間)、米CNNとのインタビューで韓国の対北朝鮮ビラ禁止法に対して米議会が問題視しているという司会者の指摘に「表現の自由は不可欠な(Vital)ものだが、絶対的な(Absolute)権利ではない」とし「対北朝鮮ビラ散布が国民の命と安全を脅かす場合に限って制限される」と話した。
また、康長官は「2008年以来数十回このような立法が推進された」として「これは世界で最も軍事化したところである、とても敏感な地域でこのようなこと(ビラ散布)が発生しているため」と説明した。また「最近ビラ風船を浮かした場合、北朝鮮が開城(ケソン)南北共同連絡事務所の完全な爆破で対応した」とし、「境界地域の住民たちは数年間散布禁止を求めてきた」ともした。