韓国の60代、新型コロナ感染後空き病床待つ間に死亡
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.17 17:20
ソウルで新型コロナウイルスに感染して空き病床を待つ間に死亡した60代の感染者は病状が急速に悪化し2回も緊急病床の配分を要請していたことが明らかになった。
ソウル市と東大門区(トンデムング)、東大門区保健所が17日に明らかにしたところによると、60代のAさんは12日に新型コロナウイルス陽性判定を受け2日後の14日に「血痰が出てせきの症状がある」と保健所に報告した。東大門区保健所はAさんの急な病状悪化を受けソウル市に緊急病床配分を2度要請したが、空いている病床を確保できずAさんが死亡するに至ったとみている。