韓国で過去初めての検察総長懲戒…尹錫ヨル氏の「停職2カ月」は文大統領の手の中に(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.16 07:34
懲戒委は今月10日に開かれた初めての審議でも尹総長側の委員忌避申請をすべて棄却した。尹総長側が審議全過程を録音してほしいと要請した点も速記士による録音と証言時に限定した録音など制限的に受け入れた。尹総長側の主張が事実上全て受け入れられたのは証人申請だけだった。
申請した証人も、この日李盛潤(イ・ソンユン)ソウル中央地検長と丁珍雄(チョン・ジヌン)光州(クァンジュ)地検次長検事ら3人が欠席して5人だけ出席した。懲戒委が職権で証人として採択した沈載哲局長までこの日現れなかった。これについて尹総長側では「沈局長が同じ法務部の建物にいるのに証人を撤回する理由がない」とし「判事査察文書流出をめぐり偽証罪で処罰を受けるのではないかと思い避けた」と主張した。