韓国法務部長官が四面楚歌に…文大統領が決断の負担を抱え込むことになった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.02 08:26
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は秋尹〔秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官・尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長〕の葛藤で受動的な行為者に近かった。1日、裁判所と法務部監察委員会の決定で能動的行為者の立場に置かれた。文大統領が事実上尹錫悦検察総長の解任ルートを決定せざるを得ないためだ。
この日昼までは秋氏と尹氏がともに辞退するカードが現実化するように見えた。前日、文大統領と丁世均(チョン・セギュン)首相の週間定例会合でともに辞退するカードが取り上げられ、丁首相の提案に文大統領が「私も悩みが多い」と答えた事実が公開されたことに続き、この日文大統領と丁首相が相次ぎ秋長官と単独面談をした事実が知らされながらだ。丁首相が先に午前10時政府ソウル庁舎で開かれた国務会議に先立ち、秋長官と10分間面談した。首相室関係者は「丁首相が秋長官に『国務会議前に執務室に立ち寄りなさい』と呼び出して単独面談が実現した」とし、「前日、文大統領との午餐会で行われた議論の結果を伝達しただろう」と伝えた。