韓経:韓国で鳥インフル全土に拡散…鶏・鴨の殺処分270万羽超える
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.09 09:39
高病原性鳥インフルエンザが全国に拡散している。全羅北道(チョンラブクド)、全羅南道(チョンラナムド)、慶尚北道(キョンサンブクド)、京畿道(キョンギド)、忠清北道(チュンチョンブクド)などで鳥インフルが相次ぎ発生した。殺処分された家禽類は270万羽を上回る。流通業界では鶏肉・鴨肉と卵の価格が上がるだろうという懸念が出ている。
農林畜産食品部は8日に緊急会見を開き、「ウイルスが全国的に農場周辺まで迫っている状況。最高水準の強化された防疫措置を推進している」と明らかにした。農林畜産食品部によるとこの日忠清北道陰城(ウムソン)のウズラ農場が5番目に高病原性鳥インフルの陽性判定を受けた。京畿道驪州(ヨジュ)のウズラ農場と全羅南道羅州(ナジュ)の鴨農場ではこの日集団死による疑い通報が相次いだ。
高病原性鳥インフルは先月26日に全羅北道井邑(チョンウプ)の鴨農場で2年8カ月ぶりに発生が確認された後、今月1日に慶尚北道尚州(サンジュ)、4日に全羅南道霊岩(ヨンアム)、7日に京畿道驪州など全国に急速に拡散する様相だ。全国8道のうち5道で発生が確認された。