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【コラム】北朝鮮がワクチンと経済的援助を受ける方法

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.04 11:09
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北朝鮮の経済は奈落へ向かっている。政治的な動揺の兆候も見える。北朝鮮政権が直面している深刻な問題を解決するには、近く発足する米国の新政権を相手にした関係改善を模索する必要がある。

北朝鮮の状況は悪化の一途だ。中国税関当局によると、2020年1-9月の北朝鮮の対中貿易量は前年同期比で70%減少した。さらに今年は3度の台風・洪水被害で北朝鮮の穀物収穫量は大幅に減少したはずだ。高位層の葛藤の兆候が目を引く。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が公式的な場に長期にわたり姿を見せないことが増えた。

 
北朝鮮政権は新型コロナの拡大を阻止するのに余念がなく、国境を閉鎖し、必要な場合は平壌(ピョンヤン)など各地域に封鎖令を出すため、経済はさらに悪化する。このままでは持ちこたえるのが難しい。中国が提供したコメ11万トンは役に立つはずだが(新型コロナ感染を憂慮する北朝鮮がまだ搬入せず中国大連港にある)、食料難を解決するには全く足りない量だ。

北朝鮮が災難への道から抜け出すには二つのことが必要となる。一つは新型コロナワクチンだ。北朝鮮は韓国と米国の製薬会社からワクチン情報を入手するのに失敗したようだ。中国はワクチン開発に成功すればASEAN(東南アジア諸国連合)国家のワクチン普及に協力すると明らかにした。北朝鮮に言及したことはない。もう一つは援助と貿易だ。北朝鮮は中国に援助も貿易も期待することができない。北朝鮮政権は韓国が国際法に反して自分たちを支援するよう説得しようとしたが、失敗した。北朝鮮が経済的援助と新型コロナワクチンを得ることができる確実な通路は米国だ。

トランプ大統領の再選失敗は北朝鮮には大きな打撃だった。今後、米国との首脳会談は期待するのが難しい。バイデン次期大統領には米朝会談に対する熱意が見えない。バイデン次期大統領はオバマ政権で副大統領だった自身が推進したように、北朝鮮に対して譲歩や援助よりもはるかに慎重な形で接近する可能性が高く、したがって北朝鮮政権は苦痛となる譲歩を甘受し、実質的な進展が可能な交渉カードを準備しなければならない。

北朝鮮が米国から必要なものを得るには2つの選択肢がある。ミサイル発射のような挑発を通じて米国を無理に交渉テーブルに座らせることができる。またはオバマ前大統領が述べたように「拳を開いて」米新政権に融和的な態度を見せながら新しい関係を築いて利益を得ることもできる。

最初の選択肢は危険だ。北朝鮮は米国の対北朝鮮政策の変化を狙って過去数年間、数回のミサイル試験をしたが、米国の考えを変えることはできなかった。ミサイル発射は外交関係に悪影響を及ぼし、一度発射したミサイルは取り消すことができない。そしてミサイルの脅威は(または発射しないという約束は)ミサイル発射自体よりはるかに威力が大きい。

とはいえ、北朝鮮がバイデン政権の発足に合わせてミサイル発射をしないという意味ではない。北朝鮮政権は経済改革を放棄しながら従来の方式に退行する動きを見せる。これは、結果が不確かな会談よりも自分たちが慣れているミサイル発射という方法を選択する可能性を高める。北朝鮮労働党は来年1月に第8回党大会を開催する。党大会の直前にミサイルを発射する可能性もある。

北朝鮮政権は米新政権との交渉で、ワクチンと援助、制裁の部分的な解除を引き出したいという思いが強いはずだ。それなら自分たちが譲るものを考える必要がある。新しい関係樹立の機会は多くない。この機会を逃すのは北朝鮮には非常に悲劇的なことだ。不幸にも北朝鮮がこうした悲劇を自ら招くことはいつも予想外ではなかった。

ジョン・エバラード/元駐平壌英国大使

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