韓経連、今年マイナス1.4%の成長見通し…来年も3%成長難しい
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.02 17:41
韓国経済研究院が今年の韓国の経済成長率がマイナス1.4%を記録するだろうと予想した。2日に発表した「経済動向と見通し2020年10-12月期報告書」を通じてだ。新型コロナウイルス第3波の現実化などでマイナス成長を避けにくいという意味だ。韓国経済研究院は全国経済人連合会傘下の経済研究所だ。
韓国経済研究院は来年の経済成長見通しとして、新型コロナウイルス発生前の水準である2.7%を提示した。韓国経済研究院は報告書で「新型コロナウイルス第3波の余波が来年上半期まで影響を及ぼす中で対内的には長期間に蓄積された経済環境の不健全化、対外的には主要国の感染者急増による景気回復遅延などの影響により3%水準の成長率を期待するのは難しい」と分析した。
内需部門で最も大きな割合を占める民間消費は来年2.5%成長すると韓国経済研究院は予想した。韓国経済研究院は「災害支援金など政府の浮揚努力で民間消費は一時的な反騰を見せたが、新型コロナウイルス第3波で急激な再萎縮の流れを見せている。企業の業績不振による名目賃金上昇率下落と自営業者の所得減少、失業率上昇などが民間消費の回復を制限する要因として作用するだろう」と予想した。