韓経:「コロナブルー」…韓国で今年1万人が極端な選択
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.01 09:40
韓国では新型コロナウイルス(新型肺炎)事態の長期化で「コロナうつ病」が極端な選択につながる事例が増えている。このため韓国政府が対策づくりに乗り出した。スマートフォン相談を通じてすぐにうつ病について検診するシステムを用意し、自殺高危険群は当事者の同意なく管理対象に含める方針だ。
政府は30日、丁世均(チョン・セギュン)首相が主宰した「第3回自殺予防政策委員会」でこのような内容を盛り込んだ自殺予防政策を話し合ったと明らかにした。新型コロナ感染懸念などの心理的不安と社会的距離の確保(ソーシャル・ディスタンシング)による疲労および孤立感が続いていて、社会全般に憂鬱感が濃くなっているという説明だ。