韓経:「資産・余暇時間は増えたが…」韓国、人生の満足度6年ぶりに下落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.19 11:24
「寂しい」と思う人が増えて韓国人5人中1人が社会的孤立感を感じていることが明らかになった。一方、人生に満足し、本人の仕事が価値のあることだと考える比率は落ちた。中央政府への信頼度は地方自治体だけでなく軍隊より低いことが分かった。
統計庁が18日発表した「2019韓国の社会指標」によると、昨年韓国人の中で「寂しい」と感じる割合は20.5%で、2018年(16.0%)より4.5ポイント高まった。同期間「誰も私をよく理解できない」と考える割合も11.3%から16.7%に上昇した。韓国行政研究院が昨年満19~69歳の人口8000人を対象に実施した「社会統合実態調査」の数値だ。
所得水準が低いほど男性(19.6%)より女性(21.5%)が社会的孤立感をさらに感じていることが分かった。年齢別では60代(25.1%)と40代(21.8%)で寂しいと感じる割合が高かった。30代(18.6%)と50代(18.8%)は平均より低かった。