「首を切られた検察総長」韓国時事漫画家の漫評が論争に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.30 10:23
韓国では時事漫画家のパク・ジェドン氏が首を切られた尹錫ヨル(ユン・ソクヨル)検察総長の漫評を描いて論争が起きている。風刺とはいうものの、表現の程度が行き過ぎているのではないかとの指摘が出ている。
該当の漫評は、11月26日付の京畿(キョンギ)新聞1面に掲載された「パク・ジェドンの手の平アート」で、秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官と尹総長が互いに向かい合っているものだ。漫評で、尹総長は秋長官に対して「私はあなたの部下ではない!」と言う。これは前回の国政監査で尹総長が「検察総長は法務部長官の部下ではない」とした発言を引用したものとみられる。漫評の中では秋長官が「願い通りに」と話し、首が切られた尹総長の姿が描れている。漫評の下には「尹錫ヨル検察総長と秋美愛法務長官の対立がひとつの峠を越えた。では…」と書かれてる。