ウトロ地区の生き証人、姜景南さんに追慕の波
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.29 09:49
21日に死去した日本の強制徴用の生き証人で在日同胞の姜景南(カン・ギョンナム)さんの追悼の波が続いている。「ウトロ歴史館のための市民の会」執行委員である地球村同胞連帯のチェ・サング事務局長は27日、自身のフェイスブックに「姜景南さんの行かれる道はさびしくない。多くの人たちと団体の追悼と献花が続いている」と伝えた。
慶尚南道泗川(キョンサンナムド・サチョン)生まれの姜さんは8歳の時に家族とともに日本に強制徴用された。18歳で結婚し解放を1年後に控えた1944年に日本の宇治市にあるウトロ地区に移住することになる。ウトロ地区第1世代で唯一の生存者で、「ウトロの生き証人」と呼ばれた。