子供を産まない大韓民国、毎月1600人ずつ11カ月連続で人口自然減
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.26 08:50
9月にも出生児が減って死亡者は増え、過去最長である11カ月連続で人口自然減少を続けた。通常、1年中に10-12月期の出産が最も少ないという点を考えると、今年韓国の人口統計史上初めて年間人口自然減が確実視される。
統計庁が25日発表した「9月人口動向」をみると、9月出生児は昨年同月より2.2%(524人)減った2万3566人だ。関連統計を作成した1981年以降9月出生児がこれより少なかったことはなかった。反対に死亡者数は2万4361人で前年同月比3.4%(791人)増えた。死亡者数が出生数より多く、9月人口は795人(0.2%)自然減少した。今年月平均で計算すれば、1カ月に約1600人が減っている。9月自然減少幅は今年に入って一番小さいが、肯定的な信号だと見ることは難しい。出生数は70カ月連続で減少傾向を続けているうえに、高齢人口が増えることで今後の死亡者数の増加も避けられない状況であるためだ。死亡者は今年5月(-1.6%)を除いてはすべての月に前年より増えた。