【グローバルフォーカス】バイデン氏の勝利が韓米同盟に示唆すること
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.20 15:10
米大統領選挙でジョー・バイデン氏が勝利し、民主党は議席数減少という残念な結果を得た。民主党内では舌戦があった。中道性向議員は党の左派性向強化で選挙で被害を受けたと批判し、進歩性向側は支持者がバイデン氏の当選に懐疑的だったと主張した。一方、トランプ大統領は不正選挙、郵便投票操作などを主張して選挙の結果を認めず、品位と規範に背を向けている。米国は混乱しているが、韓米同盟には有益な結果が出た。今回の選挙は韓米同盟に5つの意味を持つ。
(1)在韓米軍は撤収しない=共和党の上院議員はトランプ大統領が議会の承認なく在韓米軍を撤収させないよう関連法案を発議してきた。共和党議員はトランプ大統領が▼防衛費分担金特別協定を決裂させる▼韓半島(朝鮮半島)平和宣言を推進する▼在韓米軍の撤収を命じる▼費用を削減したと自評し、ノーベル平和賞を要求しようとすると考えた。もうそのようなリスクは消えた。