韓米600億ドル通貨スワップ、足元の金融不安を抑え込む
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.20 07:20
韓国が米国と600億ドル(約6兆6400億円)規模の二国間通貨スワップを締結した。外国為替市場の変動性が高まった状況で最小限の安全ピンを確保することになった。
19日、韓国銀行によると、米連邦準備制度理事会(FRB)と結んだ今回の契約は、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の拡散余波で韓国ウォン価値が急落するなど、外国為替市場が揺れ動く中で電撃的に結ばれた。契約期間は6カ月(2020年9月19日)だ。その後の状況によっては延長される可能性もある。
FRBはカナダ・英国・欧州(ECB)・日本・スイスなど5カ国の中央銀行と常設スワップ協定を結んでいる。最近、世界のドル資金市場の梗塞が深刻だと判断し、韓国を含めた9カ国と追加でスワップ契約を締結することにした。規模は、韓国・オーストラリア・ブラジル・メキシコ・シンガポール・スウェーデン中央銀行とは600億ドル、デンマーク・ノルウェー・ニュージーランド中央銀行とは300億ドル。