韓国南部新空港、4年ぶりに白紙化…政治議論に巻き込まれ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.18 16:13
国務総理室傘下の金海(キムヘ)新空港検証委員会が17日、「金海新空港を東南圏ゲートウェイ空港として推進することに対し根本的な検討が必要だ」と明らかにした。これに対して事実上の「金海新空港推進案白紙化」という分析とともに、「釜山(プサン)市長補欠選挙を控え釜山・加徳島(カドクト)新空港推進が加速化するのではないか」との観測が出ている。
検証委はこの日妥当性検証結果を発表しながら「金海新空港案は安全、施設運営・需要、環境、騒音分野で補完が必要で未来変化に対応し難い。根本的な検討が必要だ」と明らかにした。検証委は具体的に「飛行手続きの補完必要性、西側誘導路の早期設置の必要性、未来需要変化に備えた拡張性の制限、騒音範囲拡大などが十分に検討されていない」と説明した。