職を失う「経済の腰」…韓国40代の雇用率、通貨危機以降で最悪
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.12 07:15
韓国の10月の就業者数がまた減った。3月から8カ月連続減となる。経済活動の主軸である40代で特に深刻だ。40代の雇用率は通貨危機以降、最悪だ。
韓国統計庁は、雇用動向統計を通じて、10月の就業者が2708万8000人で、昨年同期比42万1000人減少したと11日、明らかにした。8カ月連続で就業者が減ったのは2009年1~8月以降となる。減少幅も新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の感染拡大がピークを迎えていた4月(-47万6000人)以降、6カ月ぶりに最大だ。
雇用率は60.4%で前年同月比1.3%ポイント下落した。失業率も3.7%で昨年10月比0.7%ポイント上昇した。失業率は2000年10月(3.7%)以降、20年ぶりに最も高い水準だ。洪楠基(ホン・ナムギ)経済副総理兼企画財政部長官は「新型コロナで、雇用状況における困難が8カ月間持続している事実を重く認識している」とし「雇用市場の安定措置を推進していく」と明らかにした。