韓国、「社会的距離の確保」を細分化…感染者300人超えると第2段階を適用する(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.02 08:48
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)防疫体系である「社会的距離の確保」が3段階から5段階に細分化する。6月28日、社会的距離の確保を第1~3段階に整備して4カ月ぶりだ。新しい指針は民生経済を生かすために大衆利用施設の運営中断は最小化し、感染危険が高い施設や活動は規制を強化した。新型肺炎の長期化に備えてウイルスと共存する「ウイード(With)コロナ」を念頭に置いて作った。だが、指針があまりにも複雑で地方自治体が受け入れることが難しく、重症度の中間にあたる患者を考慮せず医療界が対応し難いという理由もあるという指摘が出る。
朴凌厚(パク・ヌンフ)中央災害安全対策本部第1次長(保健福祉部長官)は1日、中央災害対策本部の定例記者会見で「当局が管理可能な水準で新型肺炎の流行を安定的に抑制するために社会的距離の確保を改編することになった」と明らかにした。