WTO事務局長選好度投票に負けた韓国候補「忍耐戦略」…トランプ再選が変数(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.29 07:42
◆頼みの綱は米国だけ…終盤の逆転狙う?
選好度調査で不利な状況となったが、兪氏は直ちに辞退しない見通しだ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)と政府はひとまず「兪氏の自主辞退はない。最後まで最善を尽くす」という立場だ。産業部も最終第3ラウンドの結果以降に出した報道資料で、自主的に辞退に対して言及はせず、「加盟国全体のコンセンサス(全員合意)を図る過程を経て合意した候補を来月9日に開催される特別一般理事会で次期WTO事務局長に推薦する予定」とだけ明らかにした。