LGが「バイオ韓国」の種をまいたが…SK・サムスンが成果を出した理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.06 14:32
未来の事業として「バイオ」を育成してきた3つのグループの明暗が分かれている。SKとサムスンは長期間のバイオ投資で成果を出し始めたが、新薬開発のトップ走者だったLGは存在感が薄れている。3つのグループの「バイオ」部門は何が違っていたのだろうか。
(1)SK、「油公プロジェクト」と30年後の結実
SKグループがバイオ事業を始めたのはSKの前身の油公時代だ。1993年に故崔鍾賢(チェ・ジョンヒョン)会長の指示で始まった、いわゆる「P(ファーマシューティカルズ:医薬品)プロジェクト」は25-30年後、SKバイオファームの相次ぐ新薬開発と上場で実を結んだ。