駐日韓国大使「日本、強制徴用問題で少し進展ある」と明らかに
ⓒ 中央日報日本語版2020.10.21 15:59
南官杓(ナム・グァンピョ)駐日韓国大使は21日、韓日間の懸案である日帝強制徴用問題と関連し、日本政府が「少し進展した立場を見せている」と明らかにした。
南大使はこの日国会外交統一委員会による在日韓国大使館の国政監査で、「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)代表が「安倍首相当時も(強制徴用をめぐる韓日)協議があったが、日本の首相官邸からブレーキがかかったりした。菅首相就任後そのような気流に変化があるか」との質問にこのように答えた。
南大使は「私たちは肯定的な雰囲気が形成されていると感じている。菅首相は安倍首相と違う部分もある」と明らかにした。
その上で「本人(菅首相)自ら現実主義的なアプローチをしている。国民生活とも関連があり、少し進展した立場を見せている」と説明した。
南大使は強制徴用問題解決に向けた韓国政府の姿勢に対しては、「解決に向けあらゆる可能な案に対し開かれた姿勢で協議している。(日本との)対話が続いている」と明らかにした。