주요 기사 바로가기

鼻を突いて数分で消える…日本列島襲った異臭ミステリー

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.19 09:45
0
神奈川県で6月から「異臭がする」という住民からの通報が相次いでいるが関係当局は原因を明らかにできずにいる。

異臭の始まりは神奈川県南部の三浦半島だった。しかし最近では横浜市、横須賀市と通報場所が徐々に北上している。その上1カ月に1回だった通報が10月に入ってからは頻繁になっており、先週は毎日通報が寄せられた。日本メディアによると通報件数は300件を超えた。

 
通報内容を見ると「ガスのにおいがする」「ゴムが焼けるにおいがする」「卵の腐るにおいと似ている」など、悪臭だが通報者により内容も異なる。異臭は5~20分後には消えるという。

◇ガソリン成分検出されたが「原因わからず」…迷宮入り

住民の不安が続き行政当局が原因調査を始めたが、事件は次第に迷宮入りする雰囲気だ。

神奈川県が16日に横浜市と横須賀市で採取した空気を分析した結果、共通してガソリンが気化する時に発生する化学物質であるイソペンタン、ペンタン、ブタンなどが一般大気より7~14倍多く検出されたことがわかった。また、化学製品の原材料として使われるエチレン、アセチレンも検出された。だが異臭の原因に対しては「どこにでもある物質なので発生源を特定するのは容易でない」として結論を下すことができなかった。

これに先立ち12日に分析結果を発表した横浜市は「これら物質がどこで発生したのかはわからない。自然発生なのか人工発生なのかを含め現時点では想定不可能」としてあらゆる可能性を残しておいた。

◇可能性1.石油タンクの亀裂または故障?

異臭の原因に対し現在まで提起された可能性は3つだ。まず人工成分であるイソペンタンが検出された点から推測して石油タンクに亀裂が生じるなど異常が発生した可能性だ。

横浜国立大学の浦野紘平名誉教授(環境安全学)は東京新聞に「石油をタンクに入れるたびに、タンク内の排ガスが外に押し出される。浄化装置があり、通常はガスが外に出ないが、亀裂などがあれば漏れて異臭がする場合がある」と話した。

東京湾を通る石油運搬船がガスを排出するのではないかとの説も出ていることに対し浦野教授は「港のそばでガス抜きは禁止されており、考えにくい」として否定的な立場を取った。

◇可能性2.プランクトン大量分解で硫黄発生?

別の可能性はプランクトンの大量発生による青潮現象だ。プランクトンが分解される過程で硫黄が発生し卵の腐るにおいがするということだ。

青潮は通常、春から夏にかけ東京湾で多く発生するが、東海大学の山田吉彦教授は、「今年は海水温が高かったため、10月でも発生してきた可能性はある」と説明した。風の方向が変わりにおいがする場所も北上したという話だ。

◇可能性3.大地震直前に異臭発生?

関東大震災直前に異臭がしたとの記録があることから「大地震の前兆」という主張も出ている。

立命館大学環太平洋文明研究センターの高橋学特任教授(災害マネジメント)は「地下で岩石などが割れた際には焦げた臭いがする。巨大地震の前触れと断定できないが、警戒はしておくべきだ」と主張した。

しかし東京大学地震研究所の纐纈一起教授はテレビ朝日に「三浦半島に活断層はあるが、異臭の通報があった地点とは一致していない」として地震の前兆とは考えにくいと話した。

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP