韓経:非正規職だけ打撃受けた日本…所得不平等激しくなった中国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.19 09:01
韓国と中国、日本など東アジアの主要経済国でも「K字回復」の懸念が大きくなっている。
日本は雇用市場でK字回復傾向が目立つ。アベノミクスを通じて集中的に増やした非正規職労働者が新型コロナウイルスの余波で最初に切り捨てられているためだ。安倍晋三前首相は497万人の雇用を創出したことを在任期間の最大の政治的功績と評価したが、このうち350万人ほどが非正規労働者だった。8月の非正規雇用者数は前年同期より120万人減り6カ月連続の減少となった。正規雇用者数は38万人増え緩やかな上昇を維持している。非正規職の割合が高い製造業と単純サービス業が雇用寒波を迎えたのに対し、正規職が大部分であるITや看護などは人材が不足している状況だ。