【時視各角】甲の中の甲が作った国=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.16 14:38
会社員3000人に過去に戻ればどんな職業を目指すかと尋ねたところ、3人に1人は公務員を選んだという調査結果が出てきた。圧倒的1位だ。2位の医師・弁護士の倍にのぼる。考えてみると、費用をかけて調査までする必要のない当然の結果だ。甲の中の甲という威勢がまずかっこいいが、一度入ってしまえば失業の心配がないというメリットも大きい。事例が一つ追加された。ソウル市が最近、新規任用者に1億ウォンを6年間1%の金利で融資する条例案を通過させた。
実際、企画財政部や国土交通部の傘下機関でははるかに大きな金額の特恵性融資が多い。公企業の中には小中学生の子どもがいる職員に塾代、大学生の子どもがいる職員には学費、社宅提供に社宅管理費まで提供するところも少なくない。このため「神の職場」という公企業は「神が降臨した職場」「神も行けない職場」「神も知らない職場」に分けて呼ばれる。しかしそれが公職で対象が公務員なら話が変わる。財源が市民の税金であるからだ。