国連人権報告者「金委員長の通知文は謝罪でない、生命軽視の態度」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.30 15:42
国連北朝鮮人権特別報告者が、仁川(インチョン)小延坪島(ソヨンピョンド)近隣の海上で行方不明になった韓国の公務員が北朝鮮軍に殺害された事件に関連し、北朝鮮側の通知文は謝罪と見なせないと判断した。
国連のトマス・オヘア・キンタナ北朝鮮人権特別報告者は30日(現地時間)、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送との電話で「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が事件に遺憾を表明したのは重要なジェスチャーだが、謝罪ではない」と述べた。北朝鮮兵士は指示や規定を破っていない、と主張したためだという。