米高官「中国の核秘密情報を韓国と共有、韓国も理解した」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.29 08:32
米国が中国の核戦争力増強に関する秘密情報を韓国と共有し、韓国が中国の脅威について理解したと、米高官が明らかにした。米国側のこうした動きは、韓国を含む北東アジアに米国の中距離ミサイルを配備するための布石と解釈される。
米国務省のマーシャル・ビリングスリー大統領特使(軍備管理担当)は28日、「急速に増加する中国の軍備増強秘密情報を韓国政府と共有した」とし「中国の巡航ミサイルと弾道ミサイルがどれほど急速に増加しているか、爆撃機・潜水艦など核運搬手段をどう追求しているかを議論した」と述べた。また「韓国もこうした脅威の属性についてよく理解している」と付け加えた。
ビリングスリー特使は米国戦略軍司令部のトーマス・ブーシェ副司令官(空軍中将)と27日に訪韓した。ビリングスリー特使が話した「中国の核戦争力秘密情報の共有」はブ-シェ副司令官が担当した。戦略軍司令部は米国の核戦争力を運用するところだ。