【コラム】「男社会」が作ったガラスの天井…遠く険しい日本女性首相の道(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.14 14:27
このように日本で女性政治家の参加が飛び抜けて低い理由について、東京大学大学院総合文化研究科の内山融教授は「女性政治家に対して大きな社会的抵抗感があるめ」と説明した。内山氏は「子育てをして家を守るのが女性の仕事だと考える傾向が依然としてあり、女性が政治家になるのは容易ではない」と話した。有権者も女性政治家を頼もしいとは思わない傾向が強いという。
『女性のいない民主主義』を書いた東京大学政治学科の前田健太郎准教授は「女性候補が女らしく行動すれば政治的能力がないと言い、政治家としてリーダーシップを発揮しようとすれば女らしくないという批判を受ける傾向がある」と話して有権者の二重性を指摘した。