韓経:「韓国鉄鋼業界、最悪は過ぎた」…自動車鋼板などの販売正常化に期待
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.11 12:05
韓国の鉄鋼産業はことし4-6月期を底打ちとし、徐々に回復するだろう。景気減速基調が長期化しており、回復の速度と幅は当初の予想に及ばない可能性がある。しかし、最悪は過ぎたということが、投資心理に肯定的に作用している。工程別の収益性を見ると、高炉(板材類)の回復と電気炉(棒形鋼類)の下方安定化が予想される。
高炉の収益性回復を推定する背景は、販売量の改善にある。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)感染拡大の影響で主力製品の販売量が急減したため、景気回復の局面ではその分改善の余力がある。特に国内高炉業者のことし4-6月期の収益性の悪化の原因だった自動車鋼板は販売の支障が正常化し、今後の収益性改善を牽引するだろう。世界の自動車生産量は、ことし1-3月期に前年同期比25%、4-6月期には50%近く減少した。これにより、自動車鋼板の販売量も急減した。反対に景気が回復し、新型コロナの余波が収まる局面では、基底効果と挽回物量を期待することができる。