輸出も消費もいつ蘇るかわからない…ため息ばかり深くなる韓国経済
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.10 15:50
「危険段階ではないが回復も容易ではない」
事実上、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)がイシューを独占してから8カ月、今年残り4カ月間の韓国経済を見つめる韓国銀行の診断は暗い。差し当たり今の危機がさらに大きな実物経済衝撃に進化する可能性は大きくない。為替レート・証券市場など金融市場の状況も比較的安定的だ。しかし輸出不振が長くなり、サービス業を中心に民間消費の回復も予想より遅い。こうした中、危機克服過程で供給した流動性が資産市場のバブルを引き起こす懸念もある。新型コロナの長期化が韓国経済を予想よりも長期間にわたって苦しめる可能性があるという意味だ。