【コラム】韓国、MMTについて行くのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.08 10:34
「財政赤字は心配するな。自国通貨をいくらでも刷れば良い。失業者がいて遊んでいる工場がある限り、政府は完全雇用のその日まで財政支出を惜しんではならない」。
こうした破格な主張をする現代貨幣理論(MMT)は正統経済学界では認められなかった非主流経済学だ。最初から異端扱いを受けたりもする。ハーバード大学のローレンス・サマーズ教授(元財務長官)は昨年MMTを「災害のレシピ」と批判したのに続き、最近では「ブードゥー経済学」と呼んだ。有名投資家であるウォーレン・バフェット氏も「馬鹿げた理論」と一刀のもとに斬り捨ててしまった。