防弾少年団の英語曲ビルボード1位、外国語で歌ってもK-POPはK-POP
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.07 09:52
K-POPの範疇はどこまでなのか。防弾少年団(BTS)の『Dynamite』が投げかける新しい課題だ。韓国歌手で初めて米国ビルボードシングルチャート(「ホット100」)のトップを占めたが、4回連続でアルバムチャート(「ビルボード200」)の1位を記録している前作とは違って英語シングルの形式と発表されたためだ。そのおかげで2012年PSY(サイ)の『江南(カンナム)スタイル』の時から外国語曲の最大の弱点と指摘されてきたラジオ番組回数を増やすことには成功したが、海外派が1人もいない7人のメンバーが自身らの話をこめて韓国語で歌ってきた防弾少年団の成長ストーリーとはかけ離れているという指摘だ。
これはただ防弾少年団だけでなく第3世代アイドルが直面した共通課題でもある。内需市場を狙った第1世代アイドルのH.O.T.や海外市場に目を向け始めた第2世代のBIGBANGと違い、第3世代は最初から全世界を舞台にして活動してきた。特に、2018年5月防弾少年団がアジア歌手で初めてビルボードアルバムチャート1位を占めることで中心軸は完全に移された。金~木曜日の成績を集計するビルボードに合わせて金曜日午後1時(米国東部時間0時)が新曲発表時間として位置付けられ、彼らが新曲を発表する時になるとユーチューブやツイッター、スポーティファイなどで新記録があふれたりする。韓国より海外でさらに大きいファンダムを作り、韓国歌手が韓国語で歌うのが当然でない世界がやってきたわけだ。