米国務省、韓国統一長官の「冷戦同盟」発言に反論…「米韓は安保協力を超える関係」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.07 07:41
李仁栄(イ・インヨン)統一部長官が韓米関係を「冷戦同盟」と表現したことに対し、米国務省が「米韓同盟は安保協力を超える関係」と反論した。
米国務省は4日(現地時間)、米政府系メディアのボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送を通じて「我々(米韓)の同盟と友情は安保協力を超える」とし「米韓相互防衛条約が同盟の基盤として残っている中で、我々が共有する自由民主主義・人権・法治主義の価値は確固たる連帯関係をより一層強化してきた」と明らかにした。「米韓は経済・エネルギー・科学・保健・サイバーセキュリティー・女権拡張などのような地域的、世界的な事案で幅広く協力している」とも述べた。
李長官は2日、進歩性向の韓国基督教教会協議会(NCCK)を訪問した席で、「韓米関係はある時点に軍事同盟と冷戦同盟を脱離し、平和同盟に転換できるだろう」と述べた。韓米同盟が現在は克服の対象である冷戦同盟という意味で、韓米同盟や日米同盟は「冷戦時代の遺物」という中国側の主張を後押しするような発言という指摘があった。