台風8号・9号より勢力強い10号…韓半島縦断、ソウル首都圏が危ない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.04 06:59
台風9号「MAYSAK(メイサーク)」が韓半島(朝鮮半島)を抜けると同時に、これよりも強力な勢力に発達すると予想されている台風10号「HAISHEN(ハイシェン)」が近づいている。
韓国気象庁は3日、台風10号が午後3時基準でグアムの北西1100キロメートル付近の海上を時速22キロメートルの速度で西北西に進んでいると明らかにした。台風の中心気圧は965ヘクトパスカル、強風の半径は340キロメートル、最大風速は強い水準の秒速37メートルだ。台風10号は4日に非常に強い台風に発達し、沖縄の東側海上を通過する6日には最大風速が秒速53メートルに達するものとと予想される。台風8号「BAVI(バービー)」(秒速45メートル)、9号(秒速49メートル)よりも勢力が強い。歴代で最も風が強かった2003年台風14号「MAEMI(マエミー)」の最大風速は秒速51.1メートルだった。台風10号は日本を通過して7日未明に南海岸に上陸するものと予想される。その後、大邱(テグ)・春川(チュンチョン)付近の地域を通過し、韓半島中央を南から北に縦断するというのが現在最も可能性の高い移動経路だ。