流された福島放射性廃棄物を回収したところ…その半分以上が「中身が空っぽ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.17 16:50
台風19号「ハギビス(Hagibis)」がもたらした豪雨によって、福島原発事故後に回収した放射性汚染物質が河川に流されたものとみられる。
17日、共同通信は福島田村市が福島原発事故後、除染作業で回収した放射性廃棄物を入れた袋(フレコンバッグ)のうち、豪雨によって流失したものなどを一部発見して回収したところ、その半分以上が中身のないまま見つかったと報じた。
16日までに流失したフレコンバッグ19袋を見つけて17袋を回収したが、そのうち10袋は中身がなかったという。これらの袋が川に流失する間に中身が川に放出されたものと推定される。