韓国経済研究院「韓国の国家債務、ドイツと日本の岐路…ドイツの道を進むべき」
ⓒ 中央日報日本語版2020.09.02 12:05
韓国の財政健全性に対する警告と同時に、国家債務が持続的に減少するドイツの事例に進むのか、その反対の日本の事例に進むのかの岐路に立っているという主張が出てきた。
全国経済人連合会傘下の韓国経済研究院は2日に配布した資料「国家債務・財政安定性分析と政策示唆点」で、これまで緩やかに上昇してきた国内総生産(GDP)に対する国家債務の比率が今後、急激に上昇するおそれがあると指摘した。
韓国の国家債務比率は2007年27.5%、2010年29.7%、2018年35.9%、2019年38.1%と比較的緩やかに増加してきた。しかし韓国経済研究院は新型コロナ事態の影響も重なり、今年は財政収支比率の悪化と国家債務比率の上昇がさらに加速すると予想した。