文大統領、次期国防部長官に徐旭氏を指名…韓国大統領府「戦時作戦統制権転換適任者」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2020.08.30 13:12
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、国防部長官に徐旭(ソ・ウク)陸軍参謀総長(57)を指名したと青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)の姜ミン碩(カン・ミンソク)報道官が明らかにした。徐氏が国会人事聴聞会を通過すれば現政権で3人目の国防部長官となる。
徐氏は陸軍の作戦通として知られ、米軍との合同作戦にもたけている。韓米連合軍司令部作戦処長と合同参謀本部作戦部長、陸軍第1軍団長、合同参謀本部作戦本部長などを歴任した。こうした経歴から、青瓦台は彼が戦時作戦統制権転換を無理なく推進すると期待しているようだ。姜報道官も徐氏に対し「文大統領の安保哲学と国政理解度が高いという評価。堅固な韓米同盟基盤の戦時作戦統制権転換と国防改革2.0など核心政策を推進し、強軍建設を実現する適任者」と説明した。徐氏は1963年に光州(クァンジュ)で生まれ、光州仁星(インソン)高校を卒業した。