日本が攻撃して韓国が受け返した…韓日、GSOMIAで公開衝突
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.06 06:56
5日に開かれたソウル安保対話(SDD)で韓日が公開的に衝突した。日本の「ホワイト国(安保友好国)」排除措置とこれに伴う韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了の決定をめぐってだ。
攻撃は日本側から始まった。元防衛大臣の森本敏・拓殖大学総長は、最初の本会議冒頭発言で「北朝鮮がまだミサイルを発射している状況でこのような決定が下されたというのは遺憾かつ残念だ」とし「韓国がGSOMIAを延長しないことにした決定は、日本の経済関連措置、貿易関連措置のためだと解釈されるが、GSOMIA延長問題と韓日間の交易問題は別問題」と主張した。また「GSOMIAによって、当時、日本と韓国の両者関係が改善されただけでなく、日本・米国・韓国の3者間での情報共有がスムーズだった」とし「米国と韓国、日本の三角関係において深刻な変化が起きるものと予想する」と話した。続いて「未来から今の状況を振り返ったとき、韓米同盟にも地域安保にも深刻な転換点だったと評価することができるだろう」と警告程度を高めた。
該当の発言はこの場に出席した朴宰民(パク・ジェミン)国防次官が見守っているところから出てきた。本会議パネリストとして出席していた朴氏はマイクを受け取るなり、森本氏の発言に反論した。朴氏は「韓国政府の立場を説明しなければならない」とし「政府は多くの検討結果、安保に対して韓国を信じることができないという国と敏感な軍事情報の交流ができるのかという判断でGSOMIA終了を決めた」と受け返した。日本が「韓国に輸出された戦略物資がよく管理されていない」という理由を挙げて、韓国に対するホワイト国排除措置を取った点を突いたのだ。朴氏は「終了3カ月前に通知するようになっているため通知はしたものの、11月までGSOMIAが終わる状況ではない」とし「韓国政府は日本政府に繰り返し表明しているように、日本が措置を撤回すればGSOMIAも肯定的に検討することができるという立場」と日本側の前向きな姿勢を求めた。