韓国野党幹部、「親日派破墓」主張した光復会長の肩を持った李洛淵氏を批判
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.19 10:05
「これまで正常な人だと思っていたのに驚いた」。金元雄(キム・ウォヌン)光復会長の8・15記念演説議論争)をめぐり、18日、韓国野党「未来統合党」の金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委員長が与党「共に民主党」党代表選挙候補である李洛淵(イ・ナギョン)議員を強く批判した。中央日報との電話インタビューでのことだった。前日、李洛淵氏は親日攻防を再点火させた金元雄会長の記念演説に対して「光復会長としてそれくらいの問題意識は話せる」とコメントした。このような李洛淵氏に対し、金鍾仁氏は「今、権力が目の前に置かれているためか、想像を絶する話をした」と指摘した。2人はこの日、国立顕忠院で開かれた故金大中(キム・デジュン)元大統領逝去11周忌追悼式でも微妙な場面を演出した。
追悼式典を取り仕切る咸世雄(ハム・セウン)神父の要請で、急きょ壇上に上がった金鍾仁氏は「現在は統合と和合が切実に要求される状況。力が強いからと言って力だけを行使するのではなく、謙虚な姿勢で権力を節制できる雰囲気が必要だ」と述べた。