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【コラム】コロナ第2波の伏兵はエアロゾル、冷房中も換気を(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.13 10:54
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韓国とともにコロナが低いレベルで統制されている場所では、エアロゾルによる室内集団感染が流行第2波の伏兵だ。ウイルス感染はウイルスの濃度と露出時間に比例して決まる。野外ではウイルス濃度が濃縮されないためエアロゾル感染が起きにくい。

エアロゾル感染は換気が不充分な室内で起きる。教室・食堂・クラブ・宗教施設・結婚式場・葬儀場・公共交通・カラオケ・療養病院・ジムなどはエアロゾル集団感染を起こしやすい。1000件以上の集団感染のほとんどは室内で発生した。中国広州のある食堂でコロナ患者が9人を感染させた。防犯カメラを分析した結果、これら感染者のほとんどは患者とエアコンの風向きと一直線上のテーブルにいた人々だ。患者のすぐ横のテーブルにいた人々は全く感染しなかった。米国ワシントン州では患者1人と一緒に室内で合唱の練習をしていた61人のうち32人が感染した。

 
韓国でも職業上、電話口でずっと話し続けなければならないコールセンターの建物の同じ階で働いていた216人中94人が感染した。職員はロビー・エレベーターを共有しているが、別の階の感染者は3人だけだった。これらの事例は飛沫粒子よりもエアロゾルがコロナの主要感染経路であることを裏付けている。

マスクの着用、手洗い、ソーシャル・ディスタンスはコロナ感染予防に依然として重要だ。室外では空気中のエアロゾル濃度が素早く薄められ、日光によってウイルスが不活性化されるため感染の可能性が低い。エアロゾル体制では室内における予防規則の厳守徹底が求められる。

密閉された場所では距離に関係なくマスクを着用をしなければならない。飛沫体制では正面から飛んでくる飛沫を遮断すれば良いが、エアロゾル体制ではマスクの側面から漏れるエアロゾルをフィルタリングしなくてはならない。これまで飛沫体制に慣れていた市民は室外ではマスクを徹底的に使いながらも、食堂やカフェ、事務室に入るとむしろマスクを取る。

◆すべての可能性を念頭に置いて防疫対策の準備を

エアロゾル体制ではこれが反対にならなければならない。テレビで聴衆は全員マスクをつけ、講演者だけはマスクなしで話す。しかし聴衆・講演者のうち、もし片方だけマスクをつけなければならないとすれば、講演者がマスクをつけるほうが安全だ。

エアロゾル感染を減らすためには密閉された状況を避けなければならない。呼吸器性感染疾患は室内生活の多い冬季に多く発生する。現在、冬季の南米で毎日10万人のコロナ感染者が出ているのもこれと無関係ではない。すなわち韓国を含めた北半球が冬に入っていく。

エアロゾル感染を減らすために2種類の予防法を実践することができるだろう。第一に、換気を通じて室内のウイルス濃度を薄める方法だ。換気問題の大部分は比較的お金をかけずに解決することができる。換気をせずにエアコンと扇風機で空気を再循環させることはむしろウイルス感染を増加させる。窓を開けるだけでもエアロゾルを薄めることができる。窓に家庭用換気扇を設置すれば換気をさらに促進することができる。

第二に、エアロゾルに含まれてるウイルス粒子を除去する方法がある。HEPAフィルターを装着した空気清浄機はエアロゾルのウイルス粒子をキャッチして室内ウイルスの濃度を減らす。また、壁面上段に紫外線ランプを設置して再循環するエアロゾルを消毒する方法がある。これは安価ながらも優れた効果があり、開発途上国の公共医療施設で主に使われている。上のような方法はコストパフォーマンスが高くすぐに取り入れられるエアロゾル感染予防法だ。

コロナによる経済的損失は推算することさえ難しい。パンデミックの状況ではすべての可能性を念頭において防疫対策を準備するべきだ。エアコンや暖房機を稼動させるとき、省エネを考えるあまり換気には非常に無頓着だ。省エネよりも生命が優先だ。エアロゾル感染に対する証拠が充分でなくても、窓を開けるだけでも効果があるのに、WHOのワンテンポ遅いガイドラインの提示をただ待っている必要は果たしてあるのか。

アン・グァンソク/ソウル大学生命科学部教授

【コラム】コロナ第2波の伏兵はエアロゾル、冷房中も換気を(1)

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