サムスンバイオロジックス「松島に第4工場…バイオ委託生産世界1位固める」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.12 09:09
サムスンバイオロジックスが仁川(インチョン)の松島(ソンド)に単一バイオ医薬品生産施設としては世界最大規模の工場を設立する。新型コロナウイルス治療剤を含めたバイオ医薬品委託生産(CMO)の需要急増に対応するためだ。
サムスンバイオロジックスの金泰漢(キム・テハン)社長は11日にオンライン記者懇談会を開いた。金社長は「バイオ医薬品生産能力25万6000リットルの第4工場を設立する。既存の第3工場の記録を更新する予定」と話した。サムスンバイオロジックスは今回の第4工場建設に1兆7400億ウォン(約1551億円)を投じる計画だ。下半期に起工し、2022年末から部分生産に入る。現在は3つのバイオ医薬品工場を運営している。このうち第3工場の生産能力は18万リットルで世界最大規模だ。第4工場が完工すれば合計62万リットルの生産能力を確保する。