中国のワクチン外交…すでに頭を下げたドゥテルテ大統領、南シナ海と取り引き(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.06 11:39
中国が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)で苦痛を強いられている開発途上国を相手に「ワクチン外交」を強化している。新型肺炎の発生地をめぐる論議、香港国家保安法の施行などで国際社会で守勢に立たされるとワクチンを武器にして活路を見出しているようだ。
現在、中国は新型肺炎ワクチン開発をめぐり米国、英国などと角逐している。特に、世界保健機関(WHO)によると。最後の段階である臨床第3相に入った中国のワクチン候補物質は3種で、中国が米国(2種)、英国(1種)より数字上優位にある。