1秒あたり7万7000トンの水を放流している中国三峡ダム、済州の海も危険だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.29 07:53
中国南部の長江(揚子江)上流地域が再び水に浸る危機に直面している。今年に入って3回目だ。2カ月間降り続いている大雨で少なくとも150人余りが命を失った。長江中流に位置した三峡ダムは依然として崩壊説に苦しめられている。
28日、新華社通信によると、長江一帯に豪雨が降り、人命・財産被害が相次いでいる。長江上流の大都市である重慶では前日午後4時までに少なくとも4人が亡くなった。川の増水で低地帯が水に浸かって住宅700余軒が崩壊し、住民4300人余りが待避した。経済的な被害だけで2億4000万人民元(約36億円)にのぼる。