「中国にある工場、日本・東南アジアに移せ」574億円掲げた安倍政権
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.20 08:12
日本政府が中国にある自国企業の製造業生産拠点を日本や東南アジアに移す作業にスピードを出している。中国に対する製造業の依存度を低くし、サプライチェーンを安定させるという趣旨だ。中国に進出した日本の製造業者のリショアリング(本国回帰)を促進するという考えも含まれている。日本は4月に新型コロナウイルスにともなう追加補正予算案を編成し、サプライチェーン改革に2200億円を配分した。
日本経済新聞によると、日本の経済産業省は17日、日本や東南アジアに工場を移転する際に補助金を支援する対象の第1弾を選定した。支援対象の中心は医療用品製造業者だった。
マスクを生産するアイリスオーヤマとアルコール消毒液を生産するサラヤなど57社が含まれた。これら企業に対する補助金総額は574億円だ。