被害者の援助要請にソウル市内部「朴元淳市長はそのような人ではない」黙殺
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.14 06:48
故朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長を性暴力特例法違反容疑で告訴した元秘書Aさん側は13日、「(ソウル市に)被害の事実を伝えたが、サポートを受けることができず、部署変更も難しかった」と主張した。これに伴い、Aさんが初期に助けを求めた当時、市の対応が適切だったかをめぐり論争が起きている。市が事案の深刻性に気づいて早期に適切な対応をしていたなら、極端的な状況を避けることができたかもしれないという点からだ。
この日、被害告訴人側弁護士と支援団体が主管した記者会見で、韓国性暴力相談所のイ・ミギョン所長は「被害者はソウル市内部に助けを求めたが『(市長は)そのような人ではない』とし、単純なミスとして受け入れるように言ったり、秘書の業務を市長の気持ちを補佐する役割であり労働だと称したり、被害を小さなものにしようとしたりするなどの反応が続いた」と話した。