韓国野党「法務長官、封建王朝時代の上命下服を望むのか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.09 15:42
韓国の秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官が尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長の独立捜査本部設置建議を「捜査指揮の履行と見ることができない」として直ちに拒否すると、野党から批判の声が出てきた。
野党・未来統合党のソウル松坡(ソンパ)丙党員協議会委員長、金根植(キム・グンシク)慶南大教授は「尹総長の建議は事実上、秋長官の捜査指揮をすべて受け入れながらも、チャンネルA事件捜査の公正性を担保するための最も合理的な折衷案」とし「類例が見られない長官の指揮権発動をひとまず受け入れて長官の権威と体面を守ったものだが、秋長官は直ちに拒否した」と指摘した。続いて「秋長官は検察総長に命令し、総長がその命令を無条件に履行しろという封建王朝時代の上命下服を望んでいるのか」とし「尹総長が命令に従わないと考えれば、法務長官が毎日総長に指揮権を使う、まさに一度も経験したことがない国を見ることになるだろう」と指摘した。