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【グローバルアイ】山本太郎氏の挑戦

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.03 08:40
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「新型コロナのせいで職を失ったあなた、あなたが努力しなかったからではありません。政治が努力しなかったからです。『100年に一度の危機』と安倍総理は言いませんでしたか。ところがたったマスク2枚、1人当たり10万円がすべてではないですか」

日曜日だった26日午後、新宿駅高架道路下で東京都知事選候補として出馬した山本太郎氏がマイクを手にしていた。目分量で数えてみても500人を超える聴衆が集まっていた。雨が降っていたが、ほとばしるような熱気が感じられた。

 
「今から3分間、私の写真を撮るのは無料です。いくらでも撮ってください」

演説の後には芸能人のようなファンサービスが続いた。候補と肘タッチをしようとする支持者で長い列ができたのも他の演説会場では見られなかった様子だった。「演説日程が決まるとすぐに駆け付けてくれた」という埼玉県の40代男性のボランティアメンバーは「他の政治家にはない真心が彼には感じられる。山本氏が日本の政治を本当に変えてくれたらと思う」と話した。

今月5日、東京都知事選が行われる。歴代で最も多い22人の候補が出馬を表明した。小池百合子現都知事の圧勝として、その結果はだいたい予想がつくが、観戦ポイントは野党候補の面々だ。最も注目されるのは、山本太郎候補(れいわ新選組代表)だ。

山本氏は昨年の参議院選挙で全国で4.6%(228万余票)を集めて旋風を起こした。山本氏の演説には人々が雲のように集まってきた。俳優出身の山本氏は演説しながら感情が込み上げ、時には涙も流す。重症障害者2人を当選させながらも自分自身は落選して話題を集めた。年内衆議院解散の可能性と、第一野党に対する期待がますます落ちている状況なので、山本発野党圏の政界改編の可能性も出ている。

だが、数値で現れる現実は容易ではない。小池都知事の支持率が70%近い反面、山本候補の支持率は一桁台に終わっている。新型コロナで現場選挙運動が容易ではないため、組織票を多く持つ既成政治家が有利な選挙だ。低調な投票率が予想される。東京オリンピック(五輪)の中止や消費税0%など、山本氏の公約があまりにも非現実的であるため、かえって失望したという反応もある。ポピュリストという評もついて回る。

それでも彼の挑戦が無意味だとはいえない。保守化されてしまった若い世代、政治無関心有権者が耳を傾ける。彼の演説会場に20、30代の比較的若い人々が多かったことだけでも、山本氏の挑戦は希望を示している。

ユン・ソルヨン/東京特派員

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