東京都知事「都市封鎖」発言しておきながら今になって「法的根拠ない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.27 15:33
「ロックダウン(Lockdown、都市封鎖)など強力な措置を取らざるを得ない状況が出てくる可能性がある」
23日、小池百合子東京都知事が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の拡散を懸念して記者会見で述べた言葉だ。「都市封鎖」の可能性に言及しただけの発言だったが、この発言の後、東京のほぼ全域で生活必需品や食料品の買い占め現象が起きるなど混乱が発生した。「都市封鎖」という単語が持つイメージがあまりにも強力だったためだ。
ツイッターなどSNSを中心に「都市封鎖になれば都に入ってくる食料品の供給が中断されるおそれがある」「中国武漢のように交通の便がなくなったり薬局やスーパーにも行けなくなるかもしれない」という懸念が広がり、結局、早朝から買い物をしようとする市民でスーパーはごった返した。