訪韓前の米国務副長官「大統領選まで米朝首脳の対面は難しい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.30 14:37
今週中のソウル訪問を推進中のビーガン米国務副長官(北朝鮮担当特別代表)が29日(現地時間) 、「新型コロナウイルスのため米朝首脳会談は難しいが、北朝鮮と対話する準備はできている」と述べた。米朝首脳会談の内幕を暴露したボルトン前大統領補佐官の回顧録による波紋が続く中、対北朝鮮交渉代表として公開対話の提案をしたのだ。「大統領選挙まで首脳会談は難しい」と明らかにした状況で、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官や金明吉(キム・ミョンギル)北朝鮮交渉代表が応答するかどうかが注目される。
ビーガン副長官はこの日、シンクタンク「ジャーマン・マーシャル・ファンド」が主催した画像ブリュッセルフォーラムに参加し、次の米朝首脳会談を予想するかとの質問に対し、「残りの時間と新型コロナの世界的感染拡大を考えると、我々が直接対面する国際首脳会談ができる状況とは考えにくい。しかし米朝間の対話は可能であり、我々はその準備ができている」と答えた。