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【コラム】資金尽きた北朝鮮…「水と空気だけで生きる」国はない(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.25 11:26
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国内事情が悪化すれば恥を忍んで隣人に丁寧に手を差し出すのが常識だ。逆に北朝鮮は韓国に向け粗暴な振る舞いをしている。昨年2月のハノイでの米朝首脳会談決裂後にいらだっており不安なためだ。これ以上時間は北朝鮮の味方ではないだけに、静かに立ち枯れる前に最も与しやすい韓国から叩いて状況を揺さぶっている。そうすることで再選を控えたトランプ米大統領が北朝鮮をなだめに出るだろうという期待が背景にある。中国も韓半島(朝鮮半島)の平和と安定が優先であるだけに、緊張が高まれば北朝鮮援助に出るだろうという計算をしている。

◇きめ細かい対北朝鮮制裁網

 
だが北朝鮮の賭けが意図通りに回るかは疑問だ。対北朝鮮制裁の目標は北朝鮮に苦痛を与えること自体よりも、その苦痛を通じて核の野心を挫折させ非核化を引き出すところにある。したがって北朝鮮が激しく出てくるほど北朝鮮の計算とは正反対に状況が流れるかもしれない。短期的に北朝鮮にはぞっとするような苦痛だが、長期的には非核化に向けた避けられない陣痛という世界的世論が形成される素地がある。

北朝鮮があらぬ所を引っ掻いているのも問題だ。北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)労働党第1副部長が韓米ワーキンググループを南北関係破綻の主犯だと指摘すると、韓国の進歩陣営も「韓米ワーキンググループが足かせだ」と相づちを打った。だが半分の真実にすぎない。むしろ韓米ワーキンググループがなくなれば文在寅政権は米財務省、商務省、検察などを追いかけて省庁ごとに制裁免除を要請しなくてはならない。韓米ワーキンググループのファストトラックを踏まなければ事実上対北朝鮮支援が不可能なわけだ。

また、対北朝鮮制裁は国連安保理次元で決めた事案だ。確実な非核化の担保がなければ対北朝鮮制裁の緩和または解除そのものが難しい構図だ。安保理常任理事国である英国は「北朝鮮の核は実質的な脅威。ロンドンは米ロサンゼルスより北朝鮮の核弾道ミサイルにはるかに近い」という立場だ。フランスのマクロン大統領も韓仏首脳会談で「北朝鮮が非核化する時まで制裁は続けるべきで、韓国も国際共助に協力してほしい」と圧迫した。したがって米国だけ説得したからとできることではない。すでに対北朝鮮制裁緩和は複雑な国際関数になってしまった。

北朝鮮統一戦線部は「休戦ライン付近で南側が非常に疲れるようなことを準備している」と明らかにした。いつでも軍事的挑発が可能だという脅迫だ。それでも北朝鮮の金正恩国務委員長が一昨日軍事措置を保留させたことは幸いだ。だが一時的な速度調節なのか尻尾を下ろすものなのかは今後を見なければならない部分だ。文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保特別補佐官は最近「北朝鮮は行くところまで行かなければ韓国も変わらず米国も変われないと考えているようだ」と話した。おそらく北朝鮮の胸の内を最も正確に読み取ったものではないかと思う。北朝鮮がこれ以上失うものがないと判断すればいつでも瀬戸際戦術と狂人理論を再び持ち出しかねないという意味だ。だがもうひとつ明らかになったものがある。北朝鮮は非核化なしでは何も得ることができないという事実だ。対北朝鮮制裁解除だけでなく緩和さえ不可能だということが明らかになった。それでもこのまま行けば北朝鮮経済は窒息するほかないのも不都合な真実だ。これ以上核も持って制裁も解除するいわゆる並進路線は妄想であり蜃気楼にすぎない。「水と空気さえあれば生きていける」世界はない。北朝鮮の悩みが深くなるほかない時間だ。

イ・チョルホ/中央日報コラムニスト

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