韓経:韓国の家計・企業負債、史上初めて「GDPの2倍」超える
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.25 08:51
3月末に国内総生産(GDP)と比べた民間(家計・企業)の負債規模が初めて200%を超えた。新型コロナウイルスなどによるGDP増加率下落で年末には208%まで上昇するとの見通しも出ている。
韓国銀行が24日に発表した「2020年上半期金融安定報告書」によると、3月末現在の名目GDP比の民間信用の比率は201.1%で現れた。1年前と比べ12.3ポイント、昨年末と比べ4.1ポイントの上昇だ。民間信用は家計と企業の借り入れ、債券、政府融資などの負債を意味する。
3月末のGDP比の家計信用の比率は96.8%で昨年末より1.6ポイント、企業信用の比率は104.3%で昨年末より2.5ポイント上昇した。GDP比の民間信用の比率は持続的に上昇する傾向だ。2017年末の181.9%から2018年末に187.2%、2019年末に197.0%に上がったのに続き、今年3月末には初めて200%を超えた。